皆殺しの数学

昔から、算数は好きでした。足し算とかの反復練習はつまらないんだけど、解き方の発想が「おぉっ」と思えるような問題は好きでしたね。例えば、つるかめ算の解き方もいろんな発想がある訳です。鶴と亀が全部で10匹/羽居て、出てる足が全部で32本のとき、鶴は何羽で亀は何匹かといった時に、
x+y=10
2x+4y=32
なんて方程式に当てはめるのはつまらないんです。鶴も亀も一斉に足を2本ずつ引っ込めたら(亀にそんな器用な事ができるかどうかは別としてw)、足が20本減って12本になりますよね。12本は亀が器用に足を2本出している分だから亀は6匹です。こういう意味を持った解き方が好きなんです。
前振りが長かったですが、皆殺しの数学はレゲエな雰囲気の秋山仁先生によるフジテレビの深夜番組でした。この番組では、問題の設定が毎回面白く「20人の相手と見合いして、いつOKするのが確率的にベストか」といったような問題を解いていくといったものでした。
私は知らなかったのですが、本にもなっていたようです。まぁ、似たようなネタで何冊も書いてるようですので、興味のある方は別の本でもよろしいかと。

ISBN:4584009155