映画「LOVERS」プレミア試写会(7/28)

半分仕事ですが、8/28公開のLOVERS試写会に行ってまいりました。金城武チャン・ツィイーアンディ・ラウやスタッフ陣の挨拶がありましたが、金城ファンの声援が凄かったです。この暑い中、土曜日から泊まり込んでいた人も居たそうで、熱狂的なファンの根性はすさまじいものがあります。当日はデヴィ夫人鈴木杏らしき人影も見えたのですが、本物かどうかまでは確信は持てません。
さて、肝心の映画ですが、まず良かった所から紹介します。
映像は美しいです。このシーンは黄色を美しく撮る、ここは緑を、ここは青と白といった具合に、色彩に対する強い意志が伝わってきます(加工はしているんでしょうが)。そして、派手なアクション。「そんな動きはあり得ないだろ」と思いながらも、そんなツッコミは分かった上でこれでもかと展開されるアクションは圧巻でした。また、ラストシーンまでのテンポが非常に良く、途中でダレさせません。あと、チャン・ツィイーw。やはり綺麗でした。
次に、気になったところですが、まずストーリー。大筋は初期のジャッキー・チェンの作品のように比較的単純な話です。その中で幾多の「謀」と想定外の出来事が展開されるのですが、アンディ・ラウの行動根拠などに無理がある所がありました。そしてラストシーン。賛否両論あると思いますが、私には長すぎるように思えました。それまでテンポが良かっただけにもう少し短くて良かったのではないかと思います。
他にも「チャン・ツィイー(演じる小妹)はひどい女か」「ラスト前の金城の行動は男としてどうか」「一体どこでチャン・ツィイーの気持ちは動いたのか」などなど意見が分かれそうな所が多数あり、見終わった後に会話のネタになりそうな映画です。その意味で1人より複数で見に行く方がお薦めです。

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