天才ファミリー・カンパニー/二ノ宮知子

のだめカンタービレが第28回講談社漫画賞を受賞するなど、すっかりメジャーな感がありますが、マイナーでなくてもお気に入りのものは紹介してしまいます。
最初の頃はタイトルの「天才」は主人公の勝幸の事に思えますが、ストーリーが進むにつれて主要登場人物が全員が天才であることが明らかになってきます。この豪快な設定の中で、緻密なストーリーがテンポ良く(もちろん面白く)展開されていきます。このような話と「平成よっぱらい研究所」( http://d.hatena.ne.jp/katosa/20040111#p3 )を並行して描いてしまうあたり、作者自身こそが天才なのかも知れません。
のだめも面白いですが、個人的にはこちらの方が好みです。

二ノ宮知子サイトhttp://www.din.or.jp/~nino/